ホテル2016/12/08 16:53

今回のホテルは意外に良かった。クラブ・クオーター・ホテルという。ビジネスホテルに毛が生えたようなものだと思っていたが、行き届いたサービスとファシリティで値段通りであった。税込だと1泊3万円強だ。ニューヨークは都市税がべらぼうに高い。そのおかげで人をたくさん雇って街を心地よく整備しているのだろう。ベッドもほぼ真四角なくらい大きい。部屋も広い。ただ、浴槽がない。これは織り込み済みでシャワーだけで何の問題にもなってない。風呂嫌いだからなぁ。後は、そろそろアメリカもウォッシュレットになってもらいたいってことくらいかな。
ロビーには無料のソーダ系飲み物と朝は軽食も置いてある。果物まである。炭酸のピッチャーもあるから部屋でハイボールも飲めた。
ようやく午前3時になりシャワーを使って身支度をする時になった。ニットのセーターが3枚。南米のおばさんからフリーマーケットで買った。スーツケースに詰めて入るだろうか。重いもの、大きなものは買えない。今回もお土産らしいものが少ない。いつもそこそこなものを呉れる弟に何か買わなくてはと思っていたがそれもない。空港でウィスキーでも買おうか。あそこまで行けば、機内に持ち込むだけで苦労は少ない。でも、酒を買って帰るなんて気恥ずかしい。そこはアメリカ人に倣って、個人主義を貫けばいいか。
中身の濃い旅になった。こんなジャズ三昧なこともなかった。7軒を回ったが、安い店もあった。安くても音楽は優良で、ここに住んでいたならそちらばかり行くだろう。英語も1ヶ月暮らしたらそれなりになると思う。それなりのブロウクン英語で、現地人的な汚さかも知れないが。テレビは耳の不自由な人のために英語の字幕が出る。同時通訳みたいにちょっと遅れるのであまり参考にならないけれど、これでもヒヤリングの勉強になる。

食えるんだよな2016/12/08 12:43

お腹がきついと言っていた割には、リブアイ・ステーキをペロッと平らげ、部屋に戻る。一番穏やかに戻ってきたと思う。蛮声を張り上げて帰宅したこともあったような気がする。
まずは無事に旅を終えている。アメリカ人の酒の飲み方や話し方も嫌という程分かった。もう書かないはずの日記も酒のため続いている。また、ロビーの無料ベンダーから炭酸を持ってきたので成田で買ったシーバスの残りを消費している。何のことはないベッドメーキングの人においていけばいいだけの事。マルセイキャラメルも一つ余ってしまった。持って帰るわけには行かない。さて誰にあげようか。もう寝よう。明日は早いぞ。

ワンモア2016/12/08 10:37

晩飯を食べに出たものの、ウォール街はいい店が見つからない。それにまだお腹も空いていない。ぐるり一回りで部屋に戻りロビーにあったソーダでウイスキーを飲んでいる。この部屋にいることが落ち着くのでデリバリーでも取ろうか。いや、最後の日だぞと思い直す。隣のビルのステーキハウスかこのホテルの最上階にあるレストランを考える。すぐ側のバーも候補の一つ。だから服は着たまま。ハイボール1杯で少しいい気分になった午後9時。酒で始まり酒で終わる旅。朝のタクシーも呼んでもらう手配をしたし、パッキングが終わればオサラバだ。やっぱりステーキにしようか。アメリカ人のフェイバリットだが、私にはもう少し重い。胃薬を持ってこなかったのは失敗だった。
今回つくづく思ったのは、もう私が主人公ではない世の中だという事(自覚するのが遅すぎる?)と、これからなにかを成就できることはないのだという事。今までの経験の段々薄れてきて、「アルジャーノンに花束を」のチャーリーになっている事。たどってきた道の経験という遺産をなんとか思い起こしながらで生きていくという事だ。少しはやれるが「その歳で頑張れて凄いね」と言われるのが関の山だ。それを自覚するのが遅すぎた?
「NewYork1」というテレビが鳴りっぱなしだけれど、さっぱり言っていることが分からない。2杯目のウイスキーはソーダがなくなったので水割り。相当濃いよ。自分で作ったんだものな。昼寝の後、非常食のポテチをムシャムシャ食べてしまったことがお腹が減らない原因か。それとも歳のせいか。
そろそろ行かなければ。閉店を気にする私はやっぱり神経症の年寄り。

足が棒2016/12/08 05:23

最後の踏ん張りでもう一回りしてきた。まずはセントラルパークに挨拶。また来るよと言ってきた。次に懸案だったプラザホテルに侵入。意外にすんなり入れた。ホテルのロビーはロープで仕切られていてゲストしか入れないが他のショップやレストランは誰でもOK。そりゃ、そうだ。金儲けだものな。ホテルの造りは荘厳で格式を感じた。きっと何でも高いのだろうな。お茶の一杯も飲まずにすぐ出てきた。私の身の丈にあっていない。
バーグドルフ・グッドマンのショーウィンドを見てきたが綺麗だった。この界隈はティファニーにプラダなどのブランドの店が並ぶ。トランプタワーもあり、最近は治安のためにバス停2つが止まらないで通過することになっている。みんなは腹を立てている。
次はMOMA に向かう。メンバーになるのに年会費70ドルを払っているので、使わなくては。緊急のトイレの場所として想定していたが、今回もそういう使い方だった。ここの展示物も少し見たがもうどうでもいい。お土産コーナーで来年のカレンダーなどを手に取りレジに並んだが、ものすごい人数が並んでいたので、いったんものを返して、昼飯を取ることにした。MOMAを出て、どこか探そうとして見渡したら向かいに中華レストラン「チャイナグリル」があった。チャイナタウン以外で中華を食べることも珍しいが、とりあえず中に入る。一人の客はカウンターに行けと言われてそうした。ニューヨークは大体そうなのか。混むから2人席も無駄にしたくないのだ。Bento Boxが約20ドルだった。Bentoってもはや英語なんだな。画像があるから帰国したら入れよう。サラダ、前菜、メインにもう一品の四品であった。これにピノグリで40ドル。まぁいいところか。シーザーサラダ、牛肉の餃子、メインはココナッツミルクの大エビ、さらに炒飯。本当は単品で炒飯を頼もうとしていたが、あんな不味いフライドライスを山盛り持ってこられたら、往生するところだった。

さて一眠りして、ぼんやりしていたが日記の誤字脱字を直し書き足しているうちに少しシャッキリしてきた。もう午後7時を回り、いよいよ最後の晩餐となる。どこかホテルの近くの店を探そうとしている。もう飲み歩かない。こちらにきて最終日は帰ることばかり考えて落ち着かない。新たなこと出来ない。もう後ろ髪をひかれない。

最終日2016/12/07 21:27

嫌んなっちゃうナ。1時間近くかけて書いたものが消えしまった。もう一度書き直すなんて面倒だ。
さっき目が覚めて、寝過ごしたと思った。昨日昼寝をして いたが、ステイシー・ケントのライブに行く予定に間に合わないと泡を食った。そして時間を調べると朝の5時だった。12時間も寝てしまったのか。かなり焦った。でもよく考えてみると、ちゃんとライブに行ってベロベロでかえってきたのだ。こんな思い込みの経験は初めてだ。これも旅のなせる技か。雨の昨夜はタクシーをつかった。マンハッタンの交通渋滞は恐ろしいものがあるが、歩き疲れているので、タクシーは有効。多少の出費は我慢してこれを活用すべきだったかも。バングラデシュ人ばかりが運転手だと思っていたが、ガーナのひともいた。ガーナチョコレートを思い出すと言ったら、日本人からはそう言われると言っていた。
こんなことを書いていたのであった。さて最終日になった。今回も精力的に遊んだ。新しい経験もした。今夜は大人しく寝て、また札幌の生活に戻ろう。

英語学校2016/12/07 08:35

街を歩いていたら、大勢の人たちがタバコを吸いながらたむろしているところに遭遇した。東洋人もいればアフリカ系もいた。ビルの看板を見たらEnglish Schoolと書いてあった。なるほど、ミックスしている人たちが休憩時間に外に出て来たのか。インド映画であったなぁ、そういうの。綺麗なインドのママさんが主人公のやつ。
私も拙い英語をきちんとしたいなぁと思ったけれど、もう遅いだろう。これで行くしかない。そう考えながら友だちとランチに赴いたのだが、ワインを飲みながらの会話がもどかしい。以前は一刻も早くその場を離れたかったが、二人きりだとそうもいかず、間違っていたら直せと言いながらアメリカ人と2時間以上も話をしていた。Tavolaというヘルズキッチンでは人気のイタリアンだ。ミートボールの前菜にペスカトーレを頼んでまた昼からワインをガブ飲みしたが、勘定はアメリカ人のジェフが持ってくれた。ここのペスカトーレはトマト味でいつも日本で食べている塩味とは違っていた。量は日本で出る量の倍以上あった。ミートボールもガッツリしていたので、少ししか食べなかったら、友だちが持って帰ると言い出した。こちらは助かるのだが、人の食べ残しでも意に返さないのか。デザートのテラミスも量が多いからシェアして食べた。ジジイが二人一つの皿を突っつく。何でもありだなぁ。さて、午睡も終え頭がはっきりして来たから、ステイシー・ケントを聞きに行こう。

ジャズ三昧2016/12/06 19:37

昨夜は予定もなく、午後7時にホテルを出て、west villageに向かった。何気なくチョット一杯のつもりでZinc barに入って女性ボーカルを聞いていたが、なかなかうまい。世の中にはたくさんの才能を持った人がいるなぁ。そう思いつつ結構長居をして9時になった。次のステージもいるかと聞かれて、まぁ行くところもないから居座った。そうしたら、6管編成のビッグバンドジャズが始まった。しかも、ジミー・ヒースが書いた曲をトリビュートでやるという。メンバーは、ラルフ・ボーエン、マーク・クロス、スコット・ロビンソンなどCDでもお馴染みのメンバーだった。
ステージに一番近い席に座っていたが、すぐにそこにジミー・ヒースが奥さんのモナと一緒に来た。最初は誰か分からない小男だったけれど、まじまじ見たら本人だった。奥さんに"Real Jimmy Heath ?"と尋ねて笑われてしまった。何とラッキーなことか。90歳になるジミーも後で登場して数曲吹いた。やっぱり年寄りで頼りないが、それはそれ伝説的なサックスプレイヤーで、アドリブの構成など後輩には負けない貫禄があった。その後、土曜日にランディ・ウエストンと一緒にやっていたT.K.Blueやアントニオ・ハートもやって来て夢のジャムとなった。
それが終わると店のバーあたりで待っていた若いミュージシャンが続々呼ばれ、jam sessionが始まった。16歳の女の子がバリトンサックスを持って登場したり、少し上がっている若者や結構歳のいっているおじさん風の人など、深夜まで終わることなく続いた。
こういうもんなんだとニューヨークのジャズシーンが垣間見られた。
興奮冷めやらずでいたが、真夜中を過ぎたので出て来た。晩飯を食べていなかったから、どこかでと思ったが、それから始めると朝帰りになるから自粛。月曜の深夜、タクシーは余っていた。珍しいなと思いつつ、天邪鬼にも地下鉄で帰って来た。そして、いつも立ち寄る店でシーザーサラダに鶏をトッピングしたものを買って部屋で飲み直した。それが2時で、5時には起きている。今日はランチの約束があり、夜はステイシー・ケントを聞きに行く。
昨日までに6軒のジャズクラブを回り、酒をガブ飲みしている。ニューヨーク最後の一人旅と称しているだけのことはある。自画自賛。

美術館2016/12/06 07:52

今日は美術館をハシゴした。グッケンハイムとメトロポリタンである。ふたつはほとんど向かい合っているので行かないではいられない。City Passの呪縛に 囚われている。6枚のチケット中4枚を使った。元を取ることに懸命。何も捨てちまえばいいのに。でも怪我の功名で、いいものが見られた。グッケンハイムではAgunes Martinという画家の特別展。メトロポリタンでは、一度も行ってなかった日本のコーナーで浮世絵などを見た。いつも同じ回り方ばかりだったので新しい発見があった、日本コーナーは人気がないのか人が少なく、ひっそりとしていてゆったりくつろげる。ちょっとした穴場だな。正面玄関から向かってライトサイドの一番奥まったところなので忘れられてしまう場所だ。
また、Max Beckmanという画家の作品展も初めてで面白かった。レプリカの作品を買って帰りたかったが、本と絵葉書しかなかった。まだまだ世界には楽しいものがあるなぁ。
昨日会った友人が、ブルックリンの地下鉄で日本人の女の子がひったくりにあった話をしていた。パスポートや現金、パソコンなど一切合切入ったバッグを地下鉄のドアが閉まりかけていた時に持ち逃げされたそうだ。電車は出発し泥棒はまんまと駅に逃げおうせた。注意しなければ何が起こるかわからない。タクシーで寝てしまう人だからなぁ。

半分2016/12/05 20:42

今日から後半戦だ。順調にお金を使っている。連日の深酒。昨日はグラスワインを6杯程だったんだがなぁ。目が赤く充血している。また楽しくジャズを聞き、鼻歌交じりで日付が変わってから帰ってきた。ダイナーが看板になった午前1時に店を出された。ダイナーって朝のイメージがあるけれど深夜までやっているんだな。酒も置いてある。真夜中にリボン型のパスタを食べた。晩飯も取らずに飲んでばかりいたから。
ジャズはBonafideと言う店で聞いていたが、観光客皆無。気分はここの住民になった感じ。若い女性のサックス奏者はフランス人だったが、少し心もとなかった。きっと音楽学校の学生だろう。最後にはかなり熱演した。ミランダ・カーみたいな丸顔、色白でジャズプレイヤーには見えない感じだった。「ウエイン・ショーターみたいだったよ」と声をかけたらすごく喜んでいた。
こっちの人間は握手をしたりハグしたり大変だ。日本で握手したのはいつのことだったろう。ハグは当然したことがない。男同士でハグするって変でしょう。
タクシーは相変わらずバングラデシュの運転手だったが道々色んな話をした。アメリカに来て26年のオジさんは私より若いのに苦労しているなぁと思った。娘がコロンビア大学に入ったことが自慢そうだった。そして私が日本人であることを言い当てて自慢げだった。中国や韓国の人間とは違いがあると言っていた。そして尊敬していると。チップ稼ぎか?
ちょっとマンハッタンを乗り回したら、20ドルくらいは簡単にかかることも理解した。
さて、今日はどうしよう。明日は昼夜、予定が入った。行きたくもないがグッケンハイム美術館にでも行くか、チケットがあるから。お土産も買わなくては。午前7時なのに薄暗い。今日は天気が悪い。

エリス島2016/12/05 07:14

今日は天気が良かったので、島巡りをした。リバティ島とエリス島である。自由の女神のある島は、本来ペドロゥ島と言ったが、今ではリバティ島と言う。あの像がなかった頃にはリバティーと関係がなかったものな。
3回目の島訪問だったが、今回は像の中に入ってみようと思っていた。
でも、事前にチケットを買っておかなければならないシステムになっていた。だから、もうそのチャンスは一生なくなった。特に自由の女神をみても何も感じない。ここが日本人とアメリカ人の違いか。
もう一つの島、エリス島は移民審査が行われた島。目の前に本土が見えても上陸させてもらえず、すごすごと母国へ帰されてしまった人も大勢いた。島の中の博物館ではそんな逸話が紹介されていた。1909年に母親と3人の子供たちが入国を希望していた。父親は1904年からこちらで働いていた。色々あって(ここが肝心なところなのだが、よく分からなかった)どうにか入国できるようになった。その孫が、今ここを運営しているナショナルパークの長官になっているとかなんとか。よく分からないなりに、いい話だなぁと思っていた。
今回、ダウンタウンに宿を取ったことは大正解で、バッテリーパークまでは歩いて行けた。9/11memorialも目と鼻の先。帰国したらこのブログに画像入れよう。
残念な点は近隣のどのレストランも観光客で混んでいて、昨日も今日も昼飯は軽食で済ませたこと。昨日はピザ、今日はフィリー(フィラデルフィアサンドイッチ)で部屋で食べた。フィリーはスライスした牛肉とチーズをバケットに挟んだもの。少し甘いソースで仕上げている。10ドルくらいだから安いとは言えないがお腹いっぱいになる。場所によってはもう少し安いが大都会は物価が高い。
フリーマーケットで買ったニットの上着は子供もの20数年ドル、大人用40ドルでいい買い物であった。チベットかモンゴルか分からないがそういう人が売っていた。3人分のお土産が100ドルで済んだ。
昨夜のブルーリボンという寿司屋の冷酒が一杯25ドルだったから、それに比べたら物凄くお得。深夜に3杯も飲んじゃったからなぁ。ホテルに帰る途中にタクシーで寝てしまった。札幌でも滅多にないこと。しかもここは異国だ。28ドルにチャージが8ドル。どうも騙されたような気がしていたが、ありゃ、深夜料金だ。友だちを駐車場まで送って行ったし、それくらいはかかって当然だ。もやっとしていた闇が晴れた。