いつもジャズ2016/08/29 17:28

 少し涼しくなるとずーっと部屋でジャズを聞くことが可能になる。夕暮れにダスコ・ゴイコビッチとスコット・ハミルトンの共演アルバムを聞く。スムーズに流れて心地いいが、なんともそればかりが耳に残り、果たしてこれが良い演奏と言えるのだろうかと首をかしげる。
 そもそも自分のジャズの聴き方に問題があるのかもしれない。もう、複雑で頭をひねる演奏など聞けなくなっているのか。最近のジャズの妙なリズムと馴染めないフレージングに、「これを楽しいものとして聞きなさい」と囁いている自分がいるが、幾らか購入しては仕舞いっきりだ。
 そんな時に、「蓮の花」の2管は砂漠のオアシスなのだが…。