ビル・キャロザース3枚2014/05/09 10:17

 久々なんで誰も読まないだろうナと思うけれど、日記に書くには専門的すぎるのでこちらに。澤野工房で扱った3枚は、まるでECMの作品みたい。
 THE VOICES THAT ARE GONE、Civil War Diaries、 ARMISTICE 1918 というフォスターから南北戦争、第一次世界大戦と言う時代の音楽を集めている。最後の1918は2枚組。どれも静かに進み郷愁もあるけれど、ジャズピアニストとしてのビル・キャロザースの腕前もはっきり示している。何故かこの連休はこれを何度となく聞くことで終わったような気がしている。昨日は、葉桜を眺めながら白ワインを飲んだが、今日はこれを聞きながら赤ワインの午後としたい。札幌はいい具合に曇り空。夕方にはまた一雨があるという。
 一体、キャロザースとはどんな経歴の持ち主なんだろう。ヴィレッジヴァンガードのライブ録音もあると言う。最近まで全く知らなかった人。この3枚が結構、私の宝ものになる可能性もある。キース・ジャレットとはまたスタイルを異にしているが、ジャズからの距離と言う意味では同じか。そのキースも中山康樹の『キース・ジャレットを聴け!』も手元にあり、何枚か聞いてそれなりに理解したけれど、こればっかりもなぁ。