久々に2014/09/21 21:11

 ジャズのことをこのブログに書いていたが、かなり間が空いた。ジャズを聞いていなかったわけではないが、ここに何か意見を言う気にも、誰かに音楽を紹介する気にもなれなかったのである。とりあえず、木曜日からのニューヨーク日記に使用するために、久々書いている訳である。そして、今はまだジャズのことを。
 スガダイローという「渋さ知らず」という日本のジャズバンドのピアニストの『坂本龍馬の拳銃』というアルバムを聞いているので、その話を書こう。この「渋さ知らず」っていう妙な名前のバンドもおかしな前衛風だったり歌謡曲調であったりしていたが、スガダイロー(須賀大郎)のピアノトリオのこのアルバムも単なるゆったりとしたジャズトリオではない。屈折していて退屈しないけれど、今日のような二日酔いで体調がすぐれない時には無理な音だ。そう思っていた昼間から、復調した夜では少しは感じ方も違っているが…。
 Amazonではこんな説明文が載っていた。
 -坂本龍馬暗殺をテーマにした表題曲「坂本龍馬の拳銃」、和ジャズ的叙情溢れる「葉隠」、硬質なハーモニーと変則的リズムを持つ、疾走感溢れるナンバー「ジャンクション」など、コンポーザーとしての才能が輝きを放つオリジナル曲。超高速パルス・ビパップ「チェロキー」、解体/再構築され、新しい境地へと達したバラード「スカイラーク」、ホンキー・トンク・ピアノによるハード・ブルース「ベター・ギット・イット・イン・ユア・ソウル」(チャールズ・ミンガス)などのスタンダード-