エスプレッソ2009/09/07 19:35

 娘たちにもらったエスプレッソマシンに重宝している。えーっと、この日本語であっている?とにかく、気に入っている。1杯ずつのポッド方式のマシン。コーヒーメイカーのように、「メイカー」と言うより「マシン」と呼ぶほうが似合っている製品だ。なにせ相当の高圧をかけてコーヒーのエキスを引出す複雑なことをするのだから。
 我が家のマシン、調べてみると、普通のマシンには加圧していく段階で、ちゃんと圧力がかかっているかを見るメーターがついているらしいが、うちのメーターは温度表示だけで、圧力は関係ない。自動的に最適な圧力になっているので、その心配がない。初めてのマシンがこれなので、何の疑問もなかったが、優れものであるらしい。
 話が飛んだが、ポッド方式のことを書きたかった。このポッドは紙に包まれたコーヒーパックで、小さなドラ焼きのような形をしている。それをセットして、使い終わるとつまんでゴミ箱にぽいと捨てることが出来る。マシンを洗う手間がない。はじめは専用の豆を買わなくてはならないことに抵抗感があったが、結構色んなメイカーからこのポッド方式のコーヒー豆も発売されており、安心した。ネッスルでは、ネスプレッソとかいうやはり専用のコーヒー豆を使うエスプレッソマシンを販売しているが、あれは他のメーカーと互換性がないらしい。ともかく、家でエスプレッソが飲める優雅さはちょっと気分がいい。
 私が初めてエスプレッソを飲んだのは、20年位前のニューヨークだった。まだ、スターバックスがない時代のテイクアウトコーヒー店でのこと。ほとんど知識がないまま、シングルのエスプレッソを注文して、外に出たが、カップの軽さに思わず中を覗き込んだ。わずか2センチほどの高さしかなかった。飲んで、また驚いた。何と苦いことよ。あれが初体験であった。