Stationary Bike2009/09/23 16:05

キングの小説「ステーショナリー・バイク」(邦題は「エアロ・バイク」)は、オーディオブックとして買った。いわゆる、「朗読CD」であるが、当然、英語で語られている。活字になって、何かのアンソロジーには入っているのだが、それだけを読むために洋書を買うことは憚れた。3度ほど、朗読を聞いたが、内容はあまりよく分からない。いつも、最初から聞くので、導入部分は分かってきたが、後が続かない。そのうち、諦めて聞くことをやめてしまった。
 活字で読みたいなぁとも思っていなかったが、最近出た『夕暮れをすぎて』というキングの短編集、邦訳の文庫本が出て、その中に、この短編も収録されていることを知った。そして、喜び勇んで買って読んだ。近頃は小説も読んでいないので、久々だった。気持ちがすっきりしたが、大掛かりなどんでん返しがある訳でもなく、オーディオブックで聞いて、理解していた内容とさほど違いはなかった。細かな点については、相変わらず分からないが、何とかヒヤリングが出来ていると思った。